おはようございます!
今日の愛知県瀬戸市は、晴れの朝となっています。
 

あまり利用が進んでいない「成年後見人制度」

増加する認知症高齢者が問題になっています。
しかし成年後見人制度の利用はあまり進んでいるとは言えない状況です。
そのため「成年後見人制度利用促進法」が今年5月に施行されました。

また、今年10月13日から、後見人が被後見人宛郵便物の転送を受けられるなどの
「成年後見の事務の円滑化を図るための民法等一部改正(等)」も施行されました。

「成年後見制度」には2つの種類があります

「成年後見制度」とは、認知症などで判断能力が不十分な方の権利を保護し支援するためのものです。
そのような方に代わって選ばれた成年後見人等が財産の管理や必要な契約を行う制度です。
成年後見人の役割は通常、本人が判断能力を取り戻したり亡くなるまで続きます。

「成年後見制度」の種類としては以下の2つの制度があります。

「法定後見制度」
法定後見制度を利用するには、本人の住所地の家庭裁判所に審判等を申し立てます。
本人の判断能力などに応じて「後見」「補佐」「補助」があります。
成年後見人・補佐人・補助人といった成年後見人等には、家庭裁判所が最も適任だと思われる方が選任されます。
そのため本人の親族以外にも法律・福祉の専門家などが選ばれる場合があります。

「任意後見制度」
将来に備えて、本人が十分な判断能力があるうちに自らが選んだ後見人と予め契約を結んでおく制度です。
原則、公証役場で任意後見契約を結ぶ必要があります。

 

「早稲田公認会計士・税理士事務所」は、愛知県瀬戸市で会計監査及び税務を行っている事務所です。気軽にお立ち寄り頂けるアットホームな雰囲気と地域密着が自慢です。詳しくは「早稲田公認会計士・税理士事務所」ホームページをご覧ください。

安心の税務サービスを適正価格でご提供。当事務所の5大特長はこちら